住まいを決めるまでの手順と方法を知っておこう!
重要事項の説明を受け、特段問題がなければ、賃貸借契約を結びます。
契約にも書面の交付が義務づけられており、重要事項説明と同様に、
その内容についてしっかり理解することが必要です。
契約書には「目的物件の表示」「契約条件」
「全取引関係者の署名欄」「契約条項(約款)」で構成されています。
先に説明を受けた重要事項説明書の内容と重複して記載している部分もありますが、
書面の目的が違いますので、これらも聞き流さないことが賢明です。
特に契約条項(約款)には、様々な法令に基づいた規定、対処の方法、措置、
特約条項など「このようなケースの場合、どうするのか?」と言った解釈が記載されています。
後々住んでから「そんなこと、知らなかった!」とならないように、しっかりと確認しておきましょう。
なお、賃貸借契約の後に、指定された保険加入の手続きもこの時点で済ませるのが一般的です。
契約も無事に終わり、すべての書類が整ったら、初回一時金の金銭を支払います。
ここで支払う金銭は、「敷金」「礼金」「仲介手数料」「日割り家賃等」
「前家賃等」「保険料」などの合計金額で、事前に不動産会社から通知されているものです。
ここでの注意点として、まずは、当初提示された金額と同じかどうかを確認することです。
また、合計された金額でも、内訳の名目はそれぞれ違いますので注意が必要です。
名目上「預り金」であり通常は、領収書ではなく貸主から「預かり証」が交付されます。
貸主から「礼金」の名目で貸主から領収書が発行されます。
「日割り○日分」、「○月分前家賃」などの名目で
貸主から領収書が発行されます。
「仲介手数料」の名目で仲介した不動産会社から領収書が発行されます。
「○○保険料」という名目で、加入する保険会社から領収書が発行されます。
契約に必要な金銭の支払いを済ませたら、
「契約関係書類」と「カギ」の受け渡しを行います。
契約関係書類は、これまで済ませた「重要事項説明書」「契約書」
「領収書および預り証」「その他関連した書類」すべてです。
特に、自分が署名押印した関係書類は、
原本もしくは写しがあるかどうか注意を払うことが必要です。
カギの受け渡しについては、契約日と契約開始日(契約の効力が発生する日)が違う場合、
必ずしもその場で受け取れないことがあります。
その場で受け取る、受け取らないは別として、
「どこのカギが何個もらえるのか?」「合鍵はつくれるのか?」「他に同じカギを誰が持っているのか?」
などを必ず確認するようにしましょう。
カギを後日受け取る場合も、「いつ、どこで、誰から、どんな方法で」
と言った確認は当然のことながら、その場で確認するようにしましょう。