賃貸住まいの基礎知識を身につけよう!
平成20年に発表された総務省「住宅・土地統計調査」によると、
全国の民間賃貸住宅のストック数は1300万戸以上にのぼっています。
ひとえに賃貸住宅と言っても、共同住宅や長屋建て、戸建てなど形態はさまざまです。
ここでは、賃貸住宅の形態別にみたメリット、デメリットなどを取り上げてみましょう。
「アパート」は、賃貸住宅の代表格に感じる人も多いのではないでしょうか。
アパートの語源は、「Apartment House」に由来し、共同住宅という意味です。
日本で「アパート」と言うと、○○荘と言ったような何か古めかしい光景が目に浮かびそうですが、
そんなイメージを払拭するために「コーポ」や「ハイツ」などに名称を変えて
呼ばれていることもあります。(意味は同じです)
一般的にアパートと呼ばれる建物は、木造(2×4工法)や
軽量鉄骨造(プレハブ工法)などで建てられたものを指しています。
階数でいえば、2階建て(一部3階建てを含む)までの低層な建物です。
では、このアパートを住まいに選ぶメリットは何でしょうか。
第一に考えられるのは、比較的リーズナブルな家賃で借りられると言う点です。
家賃の割に部屋が広いという傾向もアパートの特長と言えるでしょう。
また、都市部における駅近の物件は別として、少し郊外にあるアパートでは、
広い敷地に専用駐車スペースもついていることも多く、
自家用車を所有している入居者にとっては重宝されています。
今度は、デメリットという点で考えてみます。
よく言われるのは、隣接する部屋からの「音」です。
これは、アパートの多くは木造や軽量鉄骨造で建てられているため、壁や天井、
床下から音や振動がどうしても気になります。
小さなお子さんが部屋の中を走る振動、ステレオやテレビから流れる音、話し声などは、
生活をするうえで互いに気遣う面があることは間違いないでしょう。
また、これもアパートの特徴でもありますが、
エントランス(共用の玄関ホール)がない点があげられます。
その分、各住戸の出入りに制限がないため、部外者の侵入も比較的容易にできることから、
防犯、安全上の対策にも気を付けたいところです。